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マンガ遊訳 日本を読もう わかる日本書紀① 神々と英雄の時代

1,540円

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予備知識なしに読むことのできる、はじめての『日本書紀』です。 『わかる日本書紀』シリーズでは、『日本書紀』の全貌を、マンガと遊訳でわかりやすく伝えていきます。(全6巻刊行予定) 『日本書紀』とは、当時の日本が大唐帝国に、対等に付き合うべき国だと認めてもらうために、歴史を書き連ねた正史です。 その特徴の一つは、多彩な外交記事の多さ。 『古事記』との比較で言うと、朝鮮半島の記事は、『古事記』10件なのに対し1022件もあります。 『日本書紀』は『古事記』の4倍の文字数があるので一概に比較はできませんが、その差は歴然です。 『日本書紀』は東アジアの一員として書かれているのです。そもそも『日本書紀』と書名に「日本」を名乗ること自体、「日本は他の国とは違う日本という独自国家なのだ」という言挙げです。兄・『古事記』がひたすらに内向きの書だとすれば、弟・『日本書紀』は朝鮮半島や大陸に目を向けながら、自己を確立して行く歴史が記されているといっても過言ではありません。 ーーーーー ♦あらすじ♦ 【神代→初代神武天皇→欠史八代→第10代崇神天皇→第11代垂仁天皇→第12代景行天皇→第13代成務天皇】 第一巻で扱っている時代は、神代紀から成務紀まで。 天地が開け、神々が誕生し、日の神の末裔が降臨して地上を治めます。九州の日向から東征した磐余彦は大和の橿原宮で即位し初代神武天皇となります。 そののち、十代崇神天皇は、蔓延した疫病を終息させ、四道(近隣国)に軍を派遣して支配を進めました。 十一代垂仁天皇は后の兄、狭穂彦王の謀反を制圧しました。十二代景行天皇は、熊襲を征伐し九州を巡幸しますが、再び熊襲が反乱を起こすと、皇子・日本武尊を派遣し、引き続き東国に向かわせます。 草薙の剣や弟橘媛の献身に助けられ、東国を平定し蝦夷を従わせますが、帰還の旅の途中、病に倒れ力尽きます。 その魂は白鳥となって天翔るのです。 日本武尊は皇位を継ぐことなく亡くなり、異母兄弟の弟皇子が即位して、十三代成務天皇になります。 ーーーーー 商品詳細 監修:村田右富実(関西大学教授) 文:村上ナッツ、マンガ:つだゆみ サイズ:四六判並製 頁数:328P 発刊日:2018/12/25 ISBN:978-4-908443-32-9 ーーーーー 目次 ・はじめに ・日本書紀の世界観 ◆第一章 天地の始まりと神々の時代 ・この章の流れ ・主な登場人物 ・神代/上 世界の始まりと三柱の神/四対の八柱の神/イザナキとイザナミの国生み/アマテラス、ツクヨミ、スサノオの誕生/アマテラスとスサノオの祈誓/天岩屋戸/スサノオの八岐大蛇退治 ・神代/下 天孫降臨とコノハナノサクヤヒメ/ウミサチ・ヤマサチの物語とウカヤフキアエズの誕生/カムヤマトイワレビコの誕生 ・右富実先生のもっとわかる日本書紀① 日本神話の多様性 ◆第二章 初代天皇のレジェンドと欠史八代 ・この章の流れ ・天皇の系図 ・主な登場人物 ・初代/神武天皇=カムヤマトイワレビコ物語 カムヤマトイワレビコ(神武天皇)、東へ向かう/ナガスネヒコとの激戦。フツノミタマとヤタカラス/エウカシとオトウカシの兄弟/エシキとオトシキの兄弟/ナガスネヒコの最期~金色のトビが飛んできた/大和を平定する/橿原に宮を造り、ヒメタタライスズヒメを正妃に迎える/初代天皇の即位 ・第二代~第九代 詳しく書かれなかった八人の天皇 ・右富実先生のもっとわかる日本書紀② 「葦原中つ国」平定の前に ◆第三章 崇神天皇の世の、疫病の大流行と箸墓伝説 ・この章の流れ ・天皇の系図 ・主な登場人物 ・第十代 崇神天皇=ミマキイリビコイニエ物語 崇神天皇の即位/疫病の大流行とオオタタネコ/タケハニヤスビコの叛乱/課役、ハツクニシラス天皇の称号/出雲の神宝をめぐる兄貴の争いと幼子の言葉 ・右富実先生のもっとわかる日本書紀③ 四道将軍と支配域の拡大 ◆第四章 サホビコの叛乱と埴輪の始まり ・この章の流れ ・天皇の系図 ・主な登場人物 ・第十一代 垂仁天皇=イクメイリビコイサチ物語 垂仁天皇の即位/任那と新羅の争いの始まり/サホビコの叛乱とサホビメの苦悩/タギマノクエハヤとノミノスクネの力比べ/物言わぬ皇子と白鳥/ヤマトヒメ、伊勢に斎宮を建てる/殉死の禁止とノミノスクネの埴輪/石上神宮と八尺瓊勾玉/アメノヒホコと神宝/タジマモリと常世国の果物 ・右富実先生のもっとわかる日本書紀④ お相撲の起源とその歴史 ◆第五章 景行天皇と、ヤマトタケルの西征・東征 ・この章の流れ ・天皇の系図 ・主な登場人物 ・第十二代 景行天皇=オオタラシヒコオシロワケ物語 景行天皇の即位/景行天皇の八十人の皇子、皇女/景行天皇、熊襲を討つ。カムナツソヒメの進言/景行天皇、碩田の土蜘蛛を討つ/景行天皇、熊襲を討ち、九州を巡幸/ヤマトタケル、熊襲を討つ/ヤマトタケル、東へ向かう。オトタチバナヒメの入水/ヤマトタケル、帰還の途に病没。白鳥陵 ・第十三代 成務天皇=ワカタラシヒコ物語 成務天皇とタケウチノスクネ ・右富実先生のもっとわかる日本書紀⑤ いよいよ全国平定 ・おわりに ・本書に登場する神々の系図 ・天皇の系図~初代から第十三代まで ・わかる日本書紀①ゆかりマップ ・本書に登場する天皇の陵墓 ・表記について・主要参考文献

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