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まちの映画館 踊るマサラシネマ

1,760円

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大阪と神戸の間、兵庫県尼崎市にある小さくて古い、昭和の匂い残る昔ながらの駅前映画館「塚口サンサン劇場」が、閉館寸前から全国から人が訪れる、わざわざ行きたくなる映画館になるまでのノンフィクションです。 シネコンに囲まれ、動画配信サイトも続々と登場するなか、知恵をしぼり、音響にこだわり、コスプレ推奨、映画イベントに町を巻き込み、とにかく思いついたことは何でもやっていきます。 その中でもインド映画の応援上映である「マサラ上映」は、歌って踊って紙吹雪もクラッカーもOKな鑑賞スタイルですが、ここ塚口サンサン劇場では、洋画やアニメまでマサラ上映してしまう「ひときわおかしい」という誉め言葉で紹介される映画館でもあります。 そんな名物上映も生まれ、イベント上映にかける熱量はまるで大人の文化祭。地元に愛され、全国の映画好きが集まる、唯一無二の映画館になっていきます。 ここまでの道のりは、前途多難、危機一髪、紆余曲折、決して楽ではありませんでした。しかし、苦労と苦悩の辛い日々だったかと言うと、実はそんなことはなかったのです。 <特別巻末対談> 【まちの映画館 まちの本屋さん】 小林書店・小林由美子さん × 塚口サンサン劇場・戸村文彦さん 尼崎の小さな書店を営む小林由美子さんが、その復活へのはちゃめちゃな施策に唸り、本屋の仲間、後輩とお客様に向けて伝えたいことを、戸村文彦さんと語り合いました。 ーーーーー 商品詳細 著者:戸村 文彦(塚口サンサン劇場) サイズ:四六判並製 頁数:208ページ 発刊日:2024/5 ISBN:978-4-908443-41-1 ーーーーー 目次 プロローグ 第一章  閉館までのエンドロールが流れ始めた 第二章  崖っぷちから見えた希望の光 第三章  35ミリフィルムからデジタル化への決断 第四章   映画館という「場所」と、映画鑑賞という「体験」に価値を見出す 第五章   イベント上映は「大人の文化祭」 第六章   「音響」がすべてを変えた 第七章  映画館をテーマパークにする 第八章  最大の強みは人、そして町 第九章  映画鑑賞をショーにする 第十章  映画館がエンターテインメントを作る 第十一章 これまでのすべてを注ぎ込んだ2019年 第十二章 窮地に下を向かず、転機と捉えて上を向く エピローグ [特別対談] まちの映画館とまちの本屋さん  どっちも癖のもん、朝ごはんをたべるように来てほしい 塚口サンサン劇場 戸村文彦 × 小林書店 小林由美子

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